ええもんは盗め(モノ以外で)

中学校の中間テストが迫ってきています。

早いところでは残り10日を切り、塾内でも徐々に緊張感が高まってきました。

夏休み明けでまだワークを仕上げていない生徒もいますが、今は早急にこれを片付けてテスト勉強に精を出していただきたいところです。

 

テストでは、やはり点数が良いに越したことはありません。

そして定期テストでは、基本は真面目に勉強していると(実力テストよりも)結果が出やすいです。

しかしながら、思うような点数が出ない人が多いです。毎回だいたい同じくらいの点数に落ち着くイメージです。

その場合、勉強の仕方を間違えている可能性は高いです。具体的に言うと、努力の仕方を間違えているのだと感じます。

 

テスト慣れしている学年ですと、おそらく自分の勉強方法が確立している人が多いです。

点数が取れていない人は、ここで大きな間違いをしている可能性が高く、そして直しにくいです。

一度自分の中で確定したものの非を認め、新たに方法を構築するのは非常に難しいです。

でも中にはそれを突破し、恐ろしいくらいの点数UPを遂げている生徒も毎年何人かいます。

部活引退後に成績が伸びた!という人は今まで勉強していないぶん、新たな気持ちで学習法を柔軟に吸収できるというのが理由の1つだと思っています。

 

教科書を1度読めば頭に入る人も中にはいます。

ただ自分の点数に満足していない人や、絶対成績を上げてやるという人は、自分の勉強法を見直すことをお勧めします。

成績優秀な人をマネするのが良いです。1人だけをマネるのではなく、数人の勉強法を見て一番自分に合った方法がベターです。

良いものを取り入れ、更新していくと結果は裏切らず正直に出てくれます。(その過程で勉強量が増えていくはず)

 

社会に出ても似たような構造だと私は思います。

仕事でも自分の方法では結果が出ない場合は、できる人のやり方をこっそり拝借するのが賢いです。

社会に出ると教科書がないので、他者の優秀な行動をいかに自分のものするかという能力が必要になってきます。

塾の先生の場合「自分の教え方はこうだから!」と、それで生徒の成績が上がっていれば間違いないです。

イマイチ成績を上げきれないなら、他の先生の方法を取り入れて改善。根幹にある、厳しめの指導あるいは聞き上手な先生という部分は個々の良さなので残しつつ。

自分を変えるのは難しいですが、他人の良さを自分のものにできる能力を学生のうちから養ってもらえれば、将来有望になると信じています。

 

優成学館

竹下

投稿者プロフィール

fujii

Follow me!

BLOG

次の記事

月の秘密を知りたい