テスト前に慌てずに

高校生は今、ちょうど中間テストの期間に入っています。

ゴールデンウィークから2週間経過して、学校のペースにも慣れた頃合いでしょう。

多少慌ただしいところはありますが、それなりに平常心でテストに臨んでいるように感じます。

この時期は低気圧も相まって頭痛を引き起こしやすいので、しっかりと睡眠をとって頑張って頂きたいものです。

 

高校生を見ていると、中学生から比較して急激に大人に近づいた印象を受けます。

塾生の中に、中学の頃は全くといっていいほどテスト前に勉強していなかったけれど、今は学校のクラス順位を意識して必死に勉強している生徒がいます。

内申点を引き上げて、その先にある目標が明確にあるからこそかもしれませんが、中学の時からは想像できない姿へと変貌しています。

成績云々ではない、人としての成長を垣間見ました。

 

ここからは中学生、高校生の勉強のやり方について少し。

以前にも記入したことがあるかもしれませんが、基本は得意な科目から潰していくのが良いと感じています。

確固たる得点源をしっかりと確保するのは非常に大切なことです。

5教科500点満点のテストで、自分の得意科目が数学と社会であれば、まずはその科目をしっかり9割(個人差あり)取れるようにしたいところです。

得意科目で撃沈してしまうと、合計点が下がる以上に士気が下がってしまうでしょう。

まずは得意科目で自分を鼓舞すべきです。

 

次にテスト勉強開始のタイミングについて。

テストの前日まで学習した内容を出す先生もいますが、テスト範囲は2週間前くらいから配布されます。

そこがスタートのタイミングと思っていただければ良いです。

テスト前の土日を2回挟むことで、しっかりとした対策ができます。

 

中学生はワーク提出があるので、これを早急に済ませるのが肝要です。

理想は学習した週の土日にまとめてしまうことです。学習した日にすぐ解くよりも、少し日程間隔を空ける方が効果的です。

そしてワークは最低3周繰り返して解くことをお勧めします。

地域や学校によって変わってきますが、ワークからそのまま問題が出ることもありますし、それが問題を解く土台になります。

覚えた問題そのまましか解けないという人は、3周終えてから数冊のテキストを解く必要がありますが、ワーク提出に追われているとその勉強ができなくなります。

提出に追われて満足のいくテスト勉強ができなければ、良い結果は得づらいですので。

 

優成学館

竹下

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