フグ
昨日の7/28(水)は、土用の丑の日でした。
土用の丑の日にうなぎを食べる習慣ができたのが、平賀源内(エレキテルを発明した人)くらいしか知らない私。
昨日の帰宅時にうなぎを買いに行ったつもりが、なぜか買っていたのは「フグカツ(揚げる前)」でした…。
割引シールと目が合ったからという理由だけですが、気が付けば2~3回その周辺をウロウロしていました。
そうなったら、もう買うしかないですよね。
フグは地方によって呼び名が変わるみたいですが、私の地元大阪では「てっちり」や「てっさ」と言います。
鍋の場合がてっちり、刺身がてっさです。
「てっ」とつくのは、フグの毒に当たるのを、鉄砲にあたるのとかけられたと記憶しています。(曖昧です)
これが千葉だと「トミ」と呼ばれるそうです。富くじのようにめったに当たらないという縁起をかついでいるらしいです。(調べてます)
福岡や下関では「ふく」と呼ばれるそうです。これは福とかけているそうです。
フグという生き物は、結構不思議な感じがします。
生物として普通、毒を持つというのは身を守るためだと言われています。
大きな魚に食べられるのを防ぐためなら分かるのですが、食べられてから相手にダメージを与えるフグは、異端のように思えます。
どうせなら皮にトゲでもまとって、そこに毒を仕込めばいいのに、と。
フグは日本の偉人にも大きく関連しています。
フグの毒で死者が多く出たので禁止にしたのが豊臣秀吉。朝鮮出兵の時だそうです。
その後解禁したのが伊藤博文。両者ともに日本のビッグネームですね。
優成学館
竹下
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