学習指導要領改訂に向けて塾が意識すべきこととは
文部科学省が出す、教育指示書ともいえる「学習指導要領」
私は大学時代に、学習指導要領に書いてある文章の一言一句をよく理解するよう教授から教わりました。
その学習指導要領ですが、次回の改訂に向けて、動きがありました。
次回の改訂では、
1,多様な児童生徒の包摂
2,意味、概念としての知識理解の促進
3,デジタル学習の推進
この3点を通じ、教師の負担にも配慮しつつ、現行の学習指導要領下で生じている様々な課題の解決を図るとのことです。
1の包摂とは、一定の範囲の中に包み込むことです。
多様性という言葉が世の中に出回って久しいですが、
これが掲げられているということは、まだまだこれからということでしょう。
子どもたちはとても柔軟な思考をもっており、我々大人よりも多様性について寛大だと言われています。
私たち大人がこれをしっかりと理解していかないといけませんね。
塾に大きくかかわるのは、2ですね。
「とりあえす正解の出し方」を教えるのではなくて、そのプロセスを教えないと行けません。
論理学的思考を植え付けることを求められます。
試験がそういう問い方をしてきつつあるので、塾としては、「わからない子」にどう教えるか?
更なる工夫が求められるところです。
3については、やはりAI学習などデジタルに触れさせていく必要があります。(一個人の意見です)
YouTubeやゲームばかりでは足りなくて、PCを操ったり、動画編集をさせたりと、どんどんさせていかないといけません。
学校ではどんな授業をしていくのでしょう。
少なくとも、私たち大人が習っていたような中学校とは全く違う授業でしょうね。
学校現場の先生方や業者の方と意見交換をしながら、子どもたちと向き合っていきたいと思います。
わくわくしますね。
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