怒る場合は逆に褒める

3月18日に、福岡県公立高校の合格発表がありました。

詳しい結果等は後日に記しますが、受験生の皆さん本当によく頑張っていました。

来年、再来年と続く後輩たちも、その努力は見ていたので是非先輩たちに続いて頑張って欲しいです。

 

さて現在では、その後輩たちの親御さんと面談を実施しています。

「うちの子、全然勉強しないんです。」

「頑張ってるのに何で褒めてくれんとっ!って言うんですよ。」

上記は保護者面談で最も聞くお言葉かもしれないです。

この言葉を聞くと常に思うことがあります。

 

何度「勉強しなさい」言っても聞かないというのは、多くの親御さんに経験があると思います。

私の子どもの頃は、勉強しなさいという言葉よりも「ゲームするな」が多かったです。

知り合いの話ですが小学校3年生の時、その親もゲームばかりしている姿にとうとう堪忍袋の緒が切れたようで

「そんなにゲームが好きなら、ずーーーーーっとしてればいい」

と言われてしまったそうです。うわぁ本気で怒ってる、そう思う瞬間です。

今ならすぐに謝るでしょうが、当時の知り合いは

「え、いいの?マジで?」

結果は小学校を休んでずっとゲームしていました。

2日後に「もうやめてくれ」と親に泣かれたそうですが、大したものです。

 

勉強しなさいと言っても、効果は薄いです。

寝る暇を惜しんでゲームをし続けなさいと言ってさせ続けると、ゲームが嫌いになると思います。

稀にゲームをし続ける特殊なパターンが出てきますが、それはむしろ大物になる予兆かもしれません。今やゲームのプロもいる時代です。

親から言われる言葉は、特に中学生くらいの年齢だと反発することが多いです。

 

怒る気持ちをぐっと堪えて、敢えて褒めてあげるのが一番効果的です。

テストでも、些細なことで褒めてあげると、ヤル気が出ます。

冒頭で触れた受験生たちも、私立受験手前あたりが相当つらそうな時期でしたが、なんとか褒めて褒めて頑張ってもらっていました。

怒るのは完璧なまでに悪いことをしたときだけで良いと思います。

怒ろうとした回数だけ褒めてあげると、きっと良い大人に育ってくれると信じています。

 

優成学館

竹下

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