時代についていく力

中間テストが終わり、慌ただしかった日々が少し落ち着いてきました。

すでに返却され始めている学校もありますが、しっかり点数を上げてきており嬉しく思います。

そして中3生はあと1週間で模試(学校)があり、皆予想以上に鼻息を荒くして頑張ってくれています。

勉強意欲と勉強時間、そして自分に見合った教材(学習内容)が揃えば成績はしっかり上がりますので、テスト後ですが気を抜かずに駆け抜けて頂きたいです。

 

テスト範囲の中に「顕性、潜性」という理科の用語が出てきました。

今年から改定され、「優性(劣勢)の法則」から表記が変化されてそのようになりました。

ちょっと過敏な対応に感じますが、時代が変われば使われる言葉も変化していくのだなと感じました。

特に社会の公民は、ちょっと(数年)目を離すと全く知らない用語がどんどん出てきます。

 

時代に対応する力を付けることは、非常に大切だと思います。

例えば20年以上前の大学受験。いかに知識を詰め込めるかが優秀な人材のカギになっていました。

現在でもある程度は大事ですが、暗記よりも思考力重視の風潮は否めません。

そして知識だけを詰め込んだ受験をしていると、社会に出てからの風当たりも強くなりがちです。

そのためか、小中学校で学習する内容も大幅に変化したのかなと感じる次第です。

 

我々(塾講師)も、小中学生が興味を持つことを随時気に掛けたりしています。

「いや俺らの時代はなぁ…」と毎回言ってたら「古くさっ」と言われて嫌われますし。

今は何とかついていけてますが、数年後果たして若さについていけるのかと思うと不安です。

 

その時代に応じて、必要な知識をしっかりつけておくのは大切です。

そして、その時代にどんな人材が求められているのかを感じ取れるのが最重要かと思います。

AIに職を奪われる時代が近付いてきていますが、敢えてそこに突破口を見出す、とか。

学校では学ぶ機会は少ないと思いますが、いつも心掛けておくことで対応力をつけていけるはず。

勉強で言うならば、基礎問題だけ解いて応用問題を自力で解読するなどの力が付けばベストですね。

 

優成学館

竹下

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