部活動について

部活動の仮入部体験が先日始まったと伺いました。

新しい環境が始まって少し経過しますが、すでにどの部活動に入部するか決まっている人もおられるでしょう。

部活動は学校生活への影響が非常に大きいと思いますので、しっかりと仮入部でその旨を考慮して頂きたいです。

 

入部するにあたって、メリットやデメリット、賛否も様々あります。

私が担当している現在高校3年生の生徒は、テスト前も練習試合があったりします。

また過去には、小学生の間は言う事を聞かないため口の生徒が、吹奏楽部に入部。いつの間にか敬語に変わっていたりも。

前者はさすがに否を訴えたくなりますが、後者は非常に喜ばしいことです。

全てが当てはまるものではないですが、パッと思いつく限りのメリット、デメリットをを挙げてみます。

 

☆メリット

・学年を越えた関係の構築(社会性など)

・身体、精神、技術、忍耐力向上

・チームワークでの活動、所作、達成感

・人格形成、思いやりの心作り

・ストレス解消

・受験での内申書(推薦入試など)

・限られた時間の使い方が上手になる

 

☆デメリット

・疲労

・自分や家族との時間が減る

・怪我のリスク

・人間関係でのストレス

・道具購入の費用

・退部したいとき、引退後の虚脱感

 

メリットとデメリットが表裏一体のものもあるので判断が難しいところですが、とりあえず並べてみました。

学生時代までの私は部活に対して否定的でしたが、この仕事を続けていくうちにすっかり変わりました。

「しんどい」と感じることもあると思いますが、むしろその方が将来のためになると感じます。(程度にもよりますが)

学生の頃だと苦労は買ってでもしろという言葉は納得できないと思いますし、そもそも知らない人も多いはずです。

しかし社会に出たら、そんな経験は財産になると感じます。

 

部活の場は社会の場に類似している、いや社会の縮図と私は考えます。

学校を休みがち、部活をサボりがちな人は、社会に出ても似たようなことになります。

逆に真面目な人は、社会に出ても真面目(な人が多い)です。あくまでも傾向ですが。

目下にあるゴールデンウィーク休暇も、部活動の遠征等で概ね消滅すると伺っています。

学校の先生方は労働時間の関係で部活動廃止の声が出るくらい大変でしょうが、部活手当を出したり外部コーチに委託したりなどして、部活動は残して頂きたいです。

部活動廃止になった世代が社会に出てくると、日本の衰退が加速してしまう要因になりかねないですし。

 

優成学館

竹下

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